昨今、クレジットカード情報を不正入手し、カード会員になりすまして商品を購入するインターネット詐欺が増加しています。
ゼウスでは不正利用を未然に防止するため、セキュリティシステムの導入・加盟店様による売上管理画面での状況確認をお願いしています。
その場合のゼウスとの決済処理の方法は以下の記事を参考にしてみてください。
加盟店様による確認ポイント
ゼウスの売上管理画面や、加盟店様で管理している受注管理データを確認することによって不正を未然に防げる可能性があります。
それぞれ内容をご確認ください。
売上管理画面での確認ポイント
- 決済失敗後、いろいろなクレジットカードで何回も決済をおこなっている
- 同一名義で短時間に複数の決済がある
- 他のユーザーの決済金額に比べ、明らかに高額な決済である
- 決済時のクレジットカード名義と配送先名義が異なる
- 同一アドレス・電話番号にも関わらずカード名義が異なる
◾️不正のイメージ
受注管理データでの確認ポイント
- 存在しない住所、もしくは同一住所で部屋番号を変えてなど、住所が不自然である
- 同一住所に複数の受注注文がある
- 申込者が明らかに海外の方であるが、配送先が日本である(逆の場合もあり)
- 住所地と固定電話の市外局番が異なる
(例:配送先住所は福岡県だが、市外局番は東京都 など) - ウィークリーマンションや私書箱、転送会社を配送先として指定している
- 同一名義で短時間に複数の決済がある
- 他のユーザーの決済金額に比べ、明らかに高額な決済である
- 決済時のクレジットカード名義と配送先名義が異なる
- 同一アドレス・電話番号にも関わらずカード名義が異なる
不審だと感じたときは、お支払方法を代引き・振り込みなどクレジットカード以外の方法に変更することも不正利用での被害を回避する方法のひとつです。
セキュリティシステムの導入
ゼウスでは不正利用未然防止対策の一環として、セキュリティシステムの導入をお願いしています。
以下に紹介するセキュリティシステムは、第三者によるなりすまし被害をシステム的に防止し、不正利用被害を抑止できます。
3Dセキュア(本人認証サービス)
3Dセキュアとは、インターネット上でクレジットカード決済の不正利用防止対策として、VISA・Mastercard・JCB・AMEX・Dinersが推奨する本人認証サービスです。
カード発行会社が直接カード会員のカード番号・有効期限の確認のほかに「本人しか知りえないパスワード(例:ワンタイムパスワード)」を加えることで安全な取引が可能になります。
◾️従来の決済
◾️3Dセキュア導入後の決済方法
導入をご検討の加盟店様は加盟店様サポートセンターまでお問い合わせください。
セキュリティコード(CVV2/CVC2)
ユーザーが決済する際、クレジットカード裏面にある3~4桁のセキュリティコードを入力するシステムです。
第三者にクレジットカード番号・有効期限を盗まれても、クレジットカード本体に記載されたセキュリティコードの入力が必要となるため、不正利用リスクを軽減できます。
◾️セキュリティコード例
※VISA・Mastercard・JCB / カード裏面
導入をご検討の加盟店様は加盟店様サポートセンターまでお問い合わせください。
不正検知サービス
電話番号や住所など、ユーザーの情報を管理画面に登録することで、商品発送(サービス提供)前に不正利用を検知するサービスです。
登録された注文情報をもとに、商品の出荷可否や支払方法の変更などの審査結果をリアルタイムに表示すので、加盟店様は初めてのユーザーからの注文にも安心して対応できます。
ECカートの種類や連携方法によってはシステム開発が不要で、低コストかつ短期間で導入できます。